2015年04月10日

指掛け


三味線を弾くときに、左手の親指と人差し指に指掛けをします。
習い始めた頃、師匠の指掛けは白のみで、不思議でした。
様々な色があり、他の色を使えばよいのにと、どうして白ばかりなのかと思っていました。
今、自分も師匠になってみてやっていると、白ばかりになっています。
以前よりも少なくなってはいますが、年に数回は舞台に立ちます。舞台では必ず白の指掛けをするということで、白ばかりになっています。
いろいろ使ってきましたが、他の色を見なくなってきたと感じています。自分は変わっていないとは思っていても、年を取るにつれて、ものが更新されていくと思いました。  


Posted by とみつるとみしゅう  at 14:27Comments(0)三味線

2013年10月26日

忍び駒

おもしろいですね。忍び駒。
生徒さんが、音を出して練習する環境にないということで、忍び駒を購入しました。
初めて使いましたが、すごいです。音、出ないんです。しかし、三味線はしっかりと響きます。
撥で弾くと、撥が撥皮に当たる音がダイレクトに伝わります。
面白くて面白くて、バンバン弾いて、バンバン叩いて、調子にのって撥皮はがしてしまいました・・・。

通常の駒では、皮の上に設置して糸の振動を皮から胴に共鳴させて音が出ます。
忍び駒は、皮には置かず、胴にかかるようになっているようです。それで音が出ないんですね。しかし、音は少量しか出ませんが、三味線はしっかり響いてるんです。それが面白くて、おもしろくて、普段やらないようなおもいっきり力を入れてバンバンバンバン、しかも速弾きで、むっちゃ楽しかったですよ。そんな弾き方、師匠が生きていたら絶対怒られます。
とにもかくにも、生徒さんもこれで、気兼ねなく練習ができますね。
  


Posted by とみつるとみしゅう  at 16:44Comments(0)三味線

2013年10月04日

名取式

端唄・富鶴派、小唄・鈴派、正調名古屋甚句の名取式が2013年9月29日にあり、娘が名取になりました。

娘の歌の披露のときに三味線を弾きましたが、娘よりも緊張していたと思います。
朝から着物で準備をして、式でも緊張して、のどがカラカラ。
式が終わってからのビールがおいしかった。

写真は家元と娘と。場所は蔦茂。  


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2013年07月08日

まめ2

いやー、きょうは暑い。動いていなくても汗が滴り落ちる。
今はクーラーを効かせた部屋にいるが、小学校は本当に暑かった。児童も先生も大変ですね。
この梅雨明けの何日かが一番暑いです。
汗で湿る手で糸巻き巻いたら、やはりまめができた。しかも今回は、中指第二関節、薬指第二第三関節、小指全部。無駄に力を入れすぎているんだな。きっと。
風呂あがりに、まめから水だそっと。  


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2013年07月05日

まめ

小学校のクラブ活動が始まると、左手の中指と薬指の第一関節と第二の真ん中にまめができます。
音楽室を開けてから授業が始まるまでの短い時間で7丁の三味線を準備しなくてはならないことと、音がずれないようにするため、思いっきり力を入れて糸を締めるからです。
今は皮がめくれて硬くなっています。ゴルフグローブつけてやると良いかもと考えています。  


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2013年06月27日

25年の出演

この25年に出演する舞台
平成25年7月27日 中川きんぎょまつり --- 娘が三味線で
平成25年10月19日 名古屋まつり --- 唄で出るのか三味線で出るか検討中
平成25年11月23日 名古屋邦楽会 --- 娘の出番のときの三味線と、自分の唄
平成25年11月26日 尾張旭市 どうだん亭
平成25年11月26日 名東区老人クラブ連合会

発表の場がほしいです。名古屋でも少ないのに、豊田では無理ですね。
活動の場を拡げていきたいです。

  


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2013年03月18日

正座

名古屋小唄大会が今年は4月14日に開催されます。例年、第二日曜です。
各派の小唄の披露があり、最後に師匠たちで『熱田小唄』を演奏します。昨日は、その練習に行ってきました。
師匠の中では一番若いので、隅っこで三味線を弾いていたのですが、80歳代から30歳代までと年代は幅広いです。みなさん若く見えるので、年齢を考えると驚かされます。
着物をしっかりと着こなして、背筋を伸ばして凛と正座をしている姿はすばらしいです。
自分はと言うと、師匠方が足も崩さず座っている中、どうしても足が痺れてあぐらをかいて凌ぐことが一時間の稽古中に二度もありました。不甲斐ないです。
自分も師匠方のように平気な顔で正座を続けていられるように修練を積まなければならないなと感じました。  


Posted by とみつるとみしゅう  at 18:03Comments(0)三味線

2013年03月01日

小学校の三味線クラブ

24年度の小学校の三味線クラブが修了しました。今年は「春の小川」と校歌を演奏しました。8回の練習でしっかり弾けるようになってよかったです。子どもたちが三味線に興味を得て、文化が連綿と続かれていくと良いなといつも思っています。  


Posted by とみつるとみしゅう  at 11:24Comments(0)三味線

2008年02月14日

譜面

本当に1週間たつのは早い。
3月に富鶴派、鈴派の内輪の会があるので、そのときに自分が演奏する譜面を出した。
三味線30曲の伴奏と小唄2曲を歌う。相当な数だ。
昨年の演奏は練習不足でひどいものだったので、今年は恥ずかしくない音色を奏でたい。
  


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2008年02月07日

稽古日

もう1週間たってしまった。
最近、時間が過ぎるのが速い。

画像は師匠の場所。
譜面が山積みになっていて、三味線が立てかけてある。
  


Posted by とみつるとみしゅう  at 16:53Comments(2)三味線

2008年01月24日

道具をチェックした

今から稽古に行くが、家元に譜面のコピーを頼まれていたので、譜面を出すついでに道具の確認をした。
駒は右から端唄用の骨の駒、端唄用の象牙の駒、小唄用の象牙の駒。
ろがんは小唄のときに指先につけて三味線を弾くものだが、手前がプラスティックで、奥が象牙。
糸は絹糸で、2の糸のものと、使い古しの1と2の糸。

駒は端唄用と小唄用で並べてみて初めて気がついたが、高さだけではなく、長さも違っていた。
音が全然違っているのは、そんな違いからもあるのかと改めて納得した。
ろがんは材質がプラスティックで、弾くと「カシャカシャ」という異音が気になる。それに対して、象牙は全く異音がなくまろやかな音色だ。

撥と膝ゴムと指掛け、調子笛、クロマティックチューナー。
この撥はプラスティックで、40匁。久しぶりに持ったら重かった。ずいぶん練習してないなぁ、と呆れた。
膝ゴムは一番右のやつが使いやすい。左のやつはぶつぶつが付いているのだが、利きすぎて、太股の皮まで引っ張られて痛くなる。だから、全然使っていない。
指掛けは黒が練習用で、舞台の時には必ず白。
調子笛でその人にあった音に調音する。最近は家元が音が取れなくなってきて、不安なので、クロマティックチューナーを買った。これ使うとかなり便利だが、結局、使わなくても音が合うのであまり使ってない。ただし、これがあればピアノの調律も出来るのではないかと考えている。しかし、ピアノは最近全然触っていないので、どの音が狂っているのかの興味もない。

さてと、御器所まで稽古に行ってきます。


  


Posted by とみつるとみしゅう  at 14:52Comments(3)三味線

2007年11月28日

三味線を持っているのかと思ったら

元町工場の前で渋滞にはまっているときに、絵の書いてあるトラックが見えた。
三味線を持っている女性かと思い、見て、「あんな三味線の持ち方ないだろ。ひどいなぁ」と考えながら近づいて見ると、竹刀だった。
三味線の胴に見えたのは、防具の胴だった。

女性が強い現代社会だ  


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2007年11月24日

宴のあと

抜け殻。
クリーニングに出さないといけない。
嫁さんに言わなきゃ。
  


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2007年11月24日

かばんの中身

名古屋邦楽大会には昨日で8回目の出演になった。平成12年に初めて出演させていただいてからずっと、このかばんを使っている。
着物と道具を入れるだけなので、こんなにも大きなかばんは要らなかったのだが、最近ではちょうど良い大きさになってきた。

かばんの中身は、
衣装(着物、長襦袢、足袋、下着、腰紐、博多帯)、三味線の道具(撥2本、駒2本、調子笛、白色の指掛け、膝ゴム、譜面)、ハンガー、爪きり、のり、サインペン。これだけは必要なもので、はじめからかばんのなかに入っている。
そして、祝儀を頂ける機会が多くなってきたので、帰りにはかばんがいっぱいになる。
昨日もたくさん頂き、おいしく頂きました。ありがとうございます。  


Posted by とみつるとみしゅう  at 10:54Comments(0)三味線

2007年11月23日

てんむす

名古屋邦楽会には出演者に昼食に天むすが出る。
毎年、三味線ケースにのせて食べている。
これ食べると、一年が終わると感じる
  


Posted by とみつるとみしゅう  at 12:49Comments(0)三味線

2007年11月22日

明日使う三味線

皮は大丈夫だ。
糸もOK。
今からの稽古に持って行って三味線屋さんに預ける。
  


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2007年11月22日

名古屋邦楽会


 明日、11月23日は名古屋邦楽会が栄の中電ホールで開催される。毎年、出演しており、今回で8回目になる。
今年は、出番が後ろの方になった。13時50分ということで、ちょうど声の出し具合やハリも良い頃だと思う。長唄の後なので、さっぱりとした端唄を披露したい。
「はぐれ雁」は国定忠治が国を離れて追われる身になった情景を思い描けるように情緒豊かに歌い上げたい。「品川甚句」は品川宿の喧騒さ、町人たちのワイワイガヤガヤした楽しさが伝われば良いなと思う。

舞台用の三味線を9月の朝日チャリティーから出していないので、皮が破れていないか心配だ。ご飯食べてから確認をしよう。  


Posted by とみつるとみしゅう  at 12:33Comments(0)三味線

2007年10月17日

太るということ

三味線の演奏会には着物を着ます。
以前は、お腹を出すためにタオルを2枚重ねて巻いていました。
舞台の照明は熱く、5分程度の演奏でも汗だくになります。
タオルを入れたお腹は、恰幅の良いおじさまに比べて、やはり、形の良いものではなく、27歳ぐらいのときに「太ってお腹を出そう」と決意しました。
毎年2キロづつ増え、今は74キロ。タオルを入れてお腹を膨らますことなく、自腹ですが、ズボンのウエストがすぐに合わなくなり、スーツを毎年買っています。
ウェストの増減に関わらず、ずっと着られる着物ってすばらしく経済的な衣服ですね。
とりあえず、最近は太りすぎているので、ちょっと体重を落とそうと思います。
  


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